RADIRECレポートの作成
レポート表示
URL | 内容 | READ | WRITE |
---|---|---|---|
GET /{コントロール番号}/{部位}/report.meme | レポートを表示する | ○ |
部位に指定できる値
- head (人間、頭部)
- chest (人間、胸部)
- dog (イヌ、全身Transversal)
レポート作成の内部フロー
レポートの台紙はSVG形式で作成されており、サーバー内部で以下のような多段変換を実施します。
SVGテンプレートは、/report.meme/_template の配下に設置されています。
SVGテンプレートでは、レポートの値が入れられるべき領域に、以下のような$記号で挟んだラベルを表記します。
※この例では患者IDが設定されいますが、原則として検体番号の利用を推奨しております。
SVGテンプレート→SVG変換
このステージでは、以下のデータを使用します。
- テンプレートファイル
- マップデータ(計測値用)
- マップデータ(カラーマップ用)
マップデータは、
/download/values/{コントロール番号}.json
カラーマップデータは、
/download/values/{コントロール番号}-cmap.json
以下に保管されているものを使用しますが、APIにおいて、
- json=JSONファイル名
- cmap=カラーマップファイル名
を独立して設定することが可能です。(プリセットのデータを呼び出すため)
SSPA. /report.meme は、
- テンプレートファイルを読み込み、
- マップデータ(計測値用)にて文字列を変換、
- マップデータ(カラーマップ用)にて文字列を変換、
- 画面に表示
の順序でSVGのテンプレートをSVGのレポート実体(インスタンスと呼びます)に変換しています。
実体は、
/radirecreport.svg
にリライタブルオブジェクトとして保存されます。
SVG->PDF変換
サーバー内部のツール利用により、SVGをPDFに変換します。
PDF->DICOM変換
サーバーに記述されたスクリプトにより、PDFをDICOMに変換します。
※本来DICOMデータにはメタデータとして患者の基礎情報が付与されますが、RADIREC WSでは患者名は付与せず、また患者IDは検体番号(コントロール番号)となります。