計測データの保持方法に関するノート
数値検査データのファイリング
基本フロー
ここでは内部的なデータ管理のしくみについて補足します。
RADIREC Webは、2023年版から、他の検査と統合して運用することを念頭に設計されています。具体的にはデータの保持方法を以下のように、
- 生データを記録するプール
- 仕分けされたデータを記録するプール
の2つから構成した保管方法をとっています。
rawデータプール
所在 | /var/tmp/prixm/rawdata |
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rawデータプールでは、検査機器から送信されたデータをそのまま記録します。
by-idデータプール
所在 | /var/tmp/prixm/by-id |
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患者IDごとに個別のTSV(タブ区切りテキスト)ファイルとして仕分けされたものです。TSVの項目名、順序には以下のルールが適用されます。
・エンドポイントのURLにピリオド( … ) を付与 ・HTTP POSTメソッドでデータを送信
すると、サーバーの方でデータが登録される。
データの登録時、Rawデータ(生データ)も保管され、フローによっては、このタイミングで再加工されたデータも生成される
後々一覧からのデータ検索に供することができるように、検査日時、登録日時、検体に関するメタデータ(年齢、性別、疾病、手術コード、IVR機器の型番など)も同時に登録することができる。